~滋味の「かしわ(鶏肉)」を引き立てる、ミルキーな優しさ~

【料理の物語】
とろみのある出汁が具材を包み込む治部煮。野趣(やしゅ)あふれる鴨肉(かもにく)も格別ですが、家庭で親しまれる豊かな風味と滋味(じみ)が魅力の「かしわ(鶏肉)」には、よりクリーミーなチーズ「カマンベール」が寄り添います。
【Pairing Logic】
治部煮の小麦粉のとろみと、カマンベールの白カビは、共に穀物や土のニュアンスを持ち、良き架け橋となります。甘辛い出汁に乳製品が溶け込み、そこへ生命力あふれる無濾過生原酒が重なることで、味わいの骨格が完成します。
Drink
農口尚彦研究所 有機米使用 純米吟醸 無濾過生原酒
「酒造りの神様」農口尚彦杜氏が、自然のエネルギーに満ちた有機米で醸した一本。無濾過生原酒ならではの濃密な旨味と、フレッシュなガス感、そして洋梨のような芳醇な香りが特徴です。この力強い酒質が、カマンベールのクリーミーさと治部煮の濃厚なコクを真正面から受け止め、口の中で爆発的なマリアージュを生み出します。
Vessel
浅めの「煮物椀」と山中漆器の「朱塗杯」。山中漆器の艶(つや)やかな「朱」が、
ハレの日の食卓に温もりを添えます。漆の柔らかな口当たりは、お酒が持つ凝縮した米の旨味と、カスタードクリームのようなリッチな風味を優しく受け止め、口の中でチーズのコクと響き合います。

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